ものづくりの本

美術品と日用品

自己の表現か道具の探究か。鑑賞の対象か使用する対象か。一品か複数か。
ものづくりを行う際、何を目指すかで造形や色彩等は大きく変化し、その物の存在価値に多大な影響を与える。月に一つ売れるだけで生計を立てられるのか、数百、あるいは数千、数万売らなければ成り立たないのかという違いも出てくる。
心の底から願っているものづくりを、今一度思い返したい。

無論、美術品でも日用品でもないという答えもありうる。

 

ものづくりの本 より