ずっと頭の中にあった造形を出力してみた。
どこかに使いたいと思いつつ何年も経っていて、こうして明快なビジュアルとして目の前に現れてみると、別に何に使わなくても、これで立派な作品だったんだって気が付いた。
意味のないものほど強いものはないと思う。
工業製品や芸術作品は、説明を求められることが多い。
コンセプトを明快に述べることがいいとされている風潮すらある。実はこんな背景があって、とか、こんな意味を含んでいるんだ、とか。
でも、そんなものをいとも簡単に超えていく。
意味のないものは本当に強い。
いいでしょ? みたいな感じで。
大義名分とか意義とか、そんなことはどうだってよくなる。
いいものはいい。