無名という好機

有史以来、おそらく今が最も才能が見つかりやすい時代だ。

誰でも瞬間的に何万という人々に、その発言や作品を見つけてもらえるチャンスが数多と転がっている。無暗に媚びを売ったり有名になろうとしたりしなくとも良くなっているこの世界は、作り手にとってはとても好ましい状況で、つまりは準備をしてしっかりと才能に磨きをかけていれば、誰でも有名になれるということ。

しかしながら、当然世界に見つかったそのときに、一流として秀でた者になっていなければ一時的な流行になってしまう。

だから、僕のように今現在無名の方は好機でしかない。
今のうちに興味のあることをすべてやっておこう。
分野はどんなに散らばっていても構わない。

好きに越境することが、これからの生き方だと思う。